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使った教材からどのくらい出題されたのか?(2015年)

 こんにちは。ねこまるです。

 2013年の世界史1級について、勉強に使った書籍から実際に問題としてどれくらい出ているか、検討してみます。

【短答式】
①楚辞(12)
②説文解字(2)
③アルクィン(8) 
④ナーディル=シャー(1) 
⑤パーマストン(2) 
⑥マルタ島(7) 
⑦黄帽派(10)
⑧チェチェン共和国(0)
※( )内の数字は、『【詳解】世界史用語事典』(三省堂編修所編)に示されている頻度です
  27の教科書のうち、掲載のある教科書の数を示します。
使用頻度が1ケタのものが多いですが
①~⑧は全て『詳説世界史研究』(山川出版社;以下『詳説』)に掲載されています。

特に教科書使用頻度の低い以下の3つについて、
私が使用した教材のどこに出ていたかご紹介します。

②『説文解字』は『河合塾早稲田大世界史』(河合出版)にも選択問題として掲載されていました。
④ナーディル=シャーは『各国別世界史ノート』(山川出版社)の本文中に掲載されており、マークしておいたので答えられました。
⑧は私が高校生の頃、ロシア(エリツィン大統領;当時)による弾圧がかなり騒がれていた印象が残っていたのと、『詳説』にも書かれていたので覚えていました。
ナーディル=シャー
↑ナーディル=シャー
 アフシャール朝の創始者(トルコ系)。イスファハーンを占領していたアフガン人を追い出し、サファヴィー朝に代わって
ペルシアを支配した。アフガニスタンを制圧し、さらにムガル朝を攻撃してデリー市民10万人を虐殺した。
(『【詳解】世界史用語事典』)
 ナーディル=シャーは君主(シャー)として1736~47年という短い在位期間に小アジアから
アフガニスタンに及ぶ大帝国を建設しました。その卓抜した
軍事的能力から「ペルシアのナポレオン」、「第2のアレクサンドロス」と呼ぶ歴史家もいます。
 ナーディル=シャーが家臣に暗殺された後アフシャール朝は瓦解しますが、
その支配下で力を蓄えた勢力がイランでカージャール朝、
アフガニスタンでドゥッラーニー朝を開くことになることになります。
 
【選択問題】
4肢択一などの選択問題も、『詳説』掲載事項が目白押しでした。
特に中国の文化史では初唐の三大家元末四大画家の名前で正誤が判断できたり、カロリング=ルネサンスでアルクィン以外の人物と著作などがわかれば解答できる問題もありました。イタリア=ルネサンスの出題も同様です。
【論述】
①「ルネサンス」がイタリアやイギリス、フランスで政治・教会・社会体制を正面から批判する運動とならなかった理由(80字以内)
②クリミア戦争はウィーン体制が成立して以降、最初の大規模な戦争であり、ヨーロッパ大陸の国際体制に大きな変化をもたらした。この戦争によるヨーロッパ大陸の国際体制の変化を書け(80字以内)

の2問です。皆さんいかがでしょう?解答が書けそうですか?

①は、『詳説』には直接書かれていませんが、『各国別世界史ノート』に軽く触れてありました。
要するに、ルネサンスを担ったのは都市に住むごく一部の教養人で、
しかもお金を出してくれたのがローマ教皇や国王ですから、
彼ら(教皇や国王)を批判するような民衆運動が起こるわけがない、ということですね。

②は『詳説』に書かれていることを理解できていればかけたと思うのですが、
この点の理解が不十分だった私はあまり書けませんでした。
論述問題の得点は10点のようでしたので、落とした6点はこちらと思われます・・・。

模範解答は、
「ナポレオン3世の威信が高まる一方、ロシアとオーストリアの対立が深まり、各国も国内問題の解決を優先したため、ドイツ、イタリアなどの統一運動に有利な情勢が生まれた。」
です。

この年の合格率は25%まで上昇しています。
2008年と2010年の8%からはだいぶ上がりましたね。






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プロフィール

ねこまる (tms358)

Author:ねこまる (tms358)
歴史能力検定の日本史1級に8度、世界史1級に5度合格しています(2019年1月現在)。
普段やっていることなどをつらつら書いています。
宜しければ読んでみてください(^^)

本題とは無関係ですが、ねこ、うさぎが好きです。
今はいませんが、いつか
一緒に暮らせたらいいなと思っています。

※画像のうさぎは歴検と何の関係もありません。
 以前一緒に住んでいたうさぎのイメージでございます(スミマセン)

ご来場者数 2018.6.10〜

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