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ねこの日

 こんにちは。ねこまるです。
 昨日2月22日は「ねこの日」だったそうですね。
 「にゃんにゃんにゃん」、ていうことなんでしょうね(*^-^*)
20180223010526088.png

 夕刊の1面に記事が出ていました。
 2017年に猫の飼育頭数は952万6千頭と、初めて犬の飼育頭数(892万頭)を上回ったそうです。ワンちゃんは散歩が必要ですから、高齢者の方にとっての負担が大きくなったのが一因というのは理解できる話です。

 私も猫好きで、ペンネームの「ねこまる」という名前も、動画で人気のねこ「まる」ちゃんからいただきました。
まるです(動画)

 まるちゃんは「箱」に入るのが大好きで、空き箱に飛び込んでいく姿を飼い主さんが撮影してネットに掲載したところ、またたく間に大人気になったそうです。その他にもブランコに乗ったり、雪の日にソリに乗って滑ったり(!)と、かわいらしい姿がたくさん動画でアップされています。ご主人様の愛情も伝わってきます(^^)
 
 そして何と、動画の再生回数の多さでギネスブック認定されています(*_*スゴイ)
まるちゃんのギネス認定(動画)

 私も勤務先の私立高校でまるちゃんの卓上カレンダーを愛用中・・・。
 20180223123128120.jpg

 と、それはさておき、ねこの日にちなんだ歴史のお話です(笑)

 私は犬も好きですが、犬が人間と生活をともにするようになったのは、大陸では2万年以上前から、日本では縄文時代(7000年くらい前)からと言われています。猟犬や番犬として活躍する犬は、人間の生活に大きな利益をもたらしたことでしょう。雑食傾向にある犬は、人間が与えるエサで飼いやすく、そのことも早くから人間と共生できた要因といわれます。
 猫はほぼ肉食なので、狩猟で生計をたてていた頃の人間とは競合関係にあったため、人間との共生が一般化していったのは農耕の開始以降となったようです。侵入するネズミから穀物倉庫や、さらには後代になって書庫の書物を食害から守る役割を果たしました。
 そんな、ねこ・・・。結構歴史上の有名人にも愛されています。
 今回はねこ好きな3人の方をご紹介します(^◇^)
 ①~⑤の5つのヒントから、どなたのことなのか、当ててみてください(笑)
 ①や②でわかった方はかなりスゴイと思います。
 (一人目)
 ①日本の第59代天皇である。
 ②ある日記に、以下のように書いている(現代語訳)。
「うちの黒猫は真っ黒で、目は輝き、毛並みは艶やかで柔らかく、歩く姿はまるで龍のようだ。父上からこの猫をいただいてからというもの、5年間毎日ミルクがゆを食べさせている。でも仕方なく面倒みているだけで、別にかわいがっているわけではないよ」
 ③光孝天皇の第七皇子である。
 ④譲位後出家し、法皇となったのち昌泰の変が発生した。政務から離れる前は後ろ盾となって支えていた菅原道真の左遷を止めることができなかった。
 ⑤887~888年にかけての、いわゆる阿衡の紛議で藤原基経に屈する形となったが、基経の死後親政(寛平の治)を行った。


・・・いかがでしょうか?
   答えは宇多天皇ですね。何番目のヒントで正解できましたか?
   ②の日記(『寛平御記』)で、「仕方なく面倒みているだけで、かわいがっているわけではない」なんて、わざわざおっしゃっているところが何ともほのぼのします。かわいがっていなかったら、5年間もミルクがゆなんて与え続けないような・・・(*^-^*)
   ⑤「阿衡の紛議」は山川用語集でも教科書使用頻度は⑥で、赤字で記されている頻出用語ですね。
 この宇多天皇のねこにまつわるエピソードは、猫好き&歴史好きな方の間では割と知られている話のようです(私は知りませんでしたが💦)。ご存知だった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

(二人目)
①無類の猫好きとして有名で、掛け布団代わりに猫を抱いて寝ていたともいわれる。飼い猫の名は一貫して「チョボ六」。後に妻となる松枝に会う口実として汚れた猫を何度も連れて行き、松枝に洗ってもらったという。
②和歌山県に生まれ、東京での学生生活の後に渡米、さらにイギリスに渡って大英博物館で研究を進めた。
③夏目漱石、正岡子規、秋山真之らは同窓生である。
④生物学者として70種の新粘菌種を発見した。
⑤柳田国男とともに民俗学を発展させ、日本民俗学創始者の一人とされている。


・・・こちらはいかがでしょう?
 南方熊楠(1867- 1941年)ですね。
Minakata-Kumagusu.jpg

 生涯を在野で過ごした大学者、という印象を受けます。

 金物商・雑賀屋に生まれた南方熊楠は、実家に山と積まれていた、商品を包むための反古紙の絵や文字をむさぼり読んで成長したといいます。1884年、現在の東大に入学。司馬遼太郎さんの『坂の上の雲』の主人公ともなった、秋山真之や正岡子規らの同窓生です。動植物の研究をつづけ、渡米後キューバを経てイギリスへ渡りました。ロンドンでは孫文とも出会い、親交を深めました。人類学・考古学・宗教学などを独学し、さらに世界各地で発見、採集した菌類や、科学史・民俗学・人類学に関する英文論考を、『ネイチャー』などに次々と寄稿しました。生涯で『ネイチャー』誌に51本の論文が掲載されており、これは現在に至るまで単著としては歴代の最高記録であるとされています。
1929年、紀南行幸の昭和天皇に田辺湾神島沖の戦艦長門艦上で進講し、粘菌標本を献上しました。進講の予定は25分間のところが、陛下のご希望で5分延長されたそうです。献上物は桐の箱など最高級のものに納められるのが常識でしたが、熊楠はキャラメルの空箱に入れて献上したというエピソードがあります。この年は世界恐慌の起きた年ですが、日本は1920年代は第一次大戦後の戦後恐慌に始まり、震災恐慌に金融恐慌と、ずっと不景気が続いていましたから、生活に苦しむ庶民の気持ちを表現したかったのかもしれません。
 歴検的には、南方熊楠さんは山川の日本史用語集の頻度が①で、日本史1級では少なくとも(私がやったことのある)2006年以降出題されていませんが、1級では出題されてもおかしくありません。これを機にしっかりチェックしておきます!

(三人目)最後です!
①ロンドンの北西部ウッドストックにあるブレナム宮殿は、「この人物」の祖先にあたる初代マールバラ公に対してアン女王が下賜したものである。イングランド貴族マールバラ公は、1704年スペイン継承戦争中、同盟国オーストリアとともにイングランドがバイエルン選帝侯国・フランス連合軍を破ったブレンハイムの戦いを指揮した英雄で、ブレナム宮殿は、現在世界遺産に登録されている。
②アスキス内閣では通商大臣・内務大臣を歴任し、ロイド・ジョージとともに急進派として失業保険制度など社会改良政策に尽力するが、暴動やストライキ運動にも直面し、社会主義への敵意を強めたという。
③爆撃の音を怖がる飼い猫の黒猫、ネルソンを、「名前負けしちゃいかん、しっかりしろ」と叱ったというエピソードがある。
④1953年にノーベル文学賞を受賞した。
⑤1946年3月、ミズーリ州フルトンのウェストミンスター大学で行った演説の中で、「バルト海のシュテッティンからアドリア海のトリエステまで、ヨーロッパ大陸を横切る鉄のカーテンが降ろされた。中部ヨーロッパ及び東ヨーロッパの歴史ある首都は、全てその向こうにある。」と述べ、これは「鉄のカーテン」演説と呼ばれている。
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↑ブレナム宮殿

・・・ウィンストン=チャーチルですね。
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 ③の「爆撃の音」から、ナチスのロンドン爆撃を連想してチャーチルを思い浮かべた方もいらっしゃるかもしれませんね。それにしても、黒猫のネルソンくんへの励まし(?)の言葉はユニークですね。さすがです(^^)
 ④は1948年から1冊ずつ出版し、全6巻に及んだ『第二次世界大戦』がベストセラーとなったことが受賞のきっかけとなりました。チャーチルの口述方式で著され、陸海軍将官や歴史学者などを総動員した大著となりました。しかしチャーチルはノーベル平和賞を欲しがっていたので、文学賞の受賞には失望したといいます。
 ⑤に関しては、2013年世界史1級4肢択一問題の選択肢の一つとして、以下のように出題されました。
 
 チャーチルは、ミズーリ州フルトンで「バルト海のダンツィヒからアドリア海のトリエステまで」共産主義の「鉄のカーテン」が下ろされたとの演説を行い、ソ連を非難した。
 
・・・○か、☓か?
上の⑤に書いたように、ダンツィヒではなくシュテッティンですね。この選択肢は「誤り」ということになります。

 皆さんは何番目のヒントで答えられましたでしょうか?
 ・・・え?私ですか?
 私が皆さんの立場でこれをやってみたら、宇多天皇は④、チャーチルは③でアタリをつけて、⑤で自信をもって正解といったところです。南方熊楠は・・・答えられなかったです(´・ω・`)
猫にちなんだ話を調べる中で、知ることができたことばかりでした。
 ・・・私が一番勉強になったかもしれません💦

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(おまけ;おススメねこマンガ 2月25日追記)
①おじさまと猫(桜井海さん)

ネット上でも読むことが出来たのですが、大幅な加筆があるということもあり予約して購入しました。
”超”おススメです・・・。ほのぼのあり、笑いあり、涙ありの名作だと思います。
②クロ號(號=ごう) (杉作さん)

 ねこマンガで著名な杉作さんの初期の作品。
 「ねこマンガの金字塔」との評価をする人もいましたが、私も同感です。
 最終回はガストさんで読んでいましたが、不覚にも涙が止まらなかったのを覚えています・・・
 私は読んでいませんが、新装版も出されています。
③猫なんか呼んでも来ない(杉作さん)
 
 クロ號に続く杉作さんのヒット作です。
 杉作さんがマンガ家としてデビューするまで、そしてデビューしてからの猫との生活を描いています。
 映画にもなっています。
※杉作さんは窓を開けて飼い猫が自由に外と行き来できるような、半分放し飼いのような飼い方をしていて、
 室内飼いが多くなった現在からみると違和感を覚える方もいらっしゃるかもしれません。
 

 
 
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プロフィール

ねこまる (tms358)

Author:ねこまる (tms358)
歴史能力検定の日本史1級に8度、世界史1級に5度合格しています(2019年1月現在)。
普段やっていることなどをつらつら書いています。
宜しければ読んでみてください(^^)

本題とは無関係ですが、ねこ、うさぎが好きです。
今はいませんが、いつか
一緒に暮らせたらいいなと思っています。

※画像のうさぎは歴検と何の関係もありません。
 以前一緒に住んでいたうさぎのイメージでございます(スミマセン)

ご来場者数 2018.6.10〜

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