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論述問題対策 その1 ~こんな感じでやってます・・・~

いつもお読みくださり、ありがとうございます。




こんにちは。ねこまるです。

今回は歴検1級の論述問題対策について書いてみます・・・。
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論述問題についても、過去に各年に勉強したこととして記事にしてきていますが、「まとめて書いて」というご意見を頂戴しましたので、書いてみることにしました。

今回は過去に私が論述問題対策としてやってきたことを書いてみます。
次回は論述に関して今年やることや、実際にどんな感じでやっているかなど具体的に書いてみたいと思います。

あ、最近当ブログを読み始めてくださった方々へご連絡ですが、
こちらのブログは毎週火曜と金曜(~土曜正午)の週2回更新しております
更新のない日は過去の記事をお読みいただければと思います・・・
(ポチボタンも押していただけると幸いです(^^) 更新していない日の日中にポチ数が増えていると
とても嬉しいです。押して下さっている方、本当にありがとうございますm(__)m)

さて、ご存知の通り、歴検1級は日本史・世界史ともにそれぞれ2問各8点、計16点分の論述問題があります。
1問あたりの制限字数は、直近3年間では世界史・日本史ともに1問あたり80字であることがほとんどです
(世界史は2016年に70字、日本史は2015年に60字の論述問題がそれぞれ1問出題されています。)。

以下私の検定結果を論述問題を含めて再掲してみます。

     日本史          合格率    世界史        合格率
2000年   -          不明   得点不明(合格)     不明
2008年  79点(論述4点)  17%      -
2011年  70点(論述4点)  26%      -
2012年  74点(論述11点) 28%      -
2013年  82点(論述13点) 19%      -
2014年  70点(論述7点)  25%      -
2015年  77点(論述14点) 26%      85点(論述10点) 25%
2016年  71点(論述5点)  25.7%     68点(論述13点) 13.5% 
2017年  78点(論述9点)  29.9%      83点(論述14点) 28.4%
※自己採点が正しいという前提です。歴検協会の方で当ブログをご覧の方がいらっしゃったら、間違いがあれば指摘していただきたいのですが(笑) ムリですよね・・・(^^;)

日本史に関しては正直残念な結果が多いです(^^;)が、以下各年に論述問題対策として実施したことを書いてみます。 
2000年の世界史1級は具体的な記録が残っていないため、申し訳ありませんが割愛します。

2008年
論述対策としては、演習で使用した過去問に含まれる論述問題以外は何もやりませんでした。

勉強開始が検定まで残り2カ月時点であったため、勉強時間自体があまりなく、基本的な語句や4肢選択式での得点を重視しました。論述問題は「とれればラッキー」というくらいのスタンスでした。
全体に占める論述問題の得点割合が16%(16点/100点)しかないというのも、論述をあまり重視しなかった理由の一つです。
結果はご覧のとおり「4点」と、(私のような凡人は)ちゃんとやらなければできるようにはならないというテストの現実を再確認する結果となりました(苦笑)

2011年
2009,2010年は受検をサボってしまいましたが、2011年は前回(2008年)の反省を踏まえ、論述対策もやろうということで以下の教材を使いました。
『日本史論述明快講義』(八柏龍紀さん著 2006年旺文社)
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大手予備校で日本史を教えてらっしゃる方の著作です。
題材はほとんどが東大の論述問題で、内容的にも受験対策本というより大人の教養書という趣向が強いです。中世や近代の経済史に関するところはとても理解が深まりましたが、解答例に関しては著者独特の言い回しのために、受験生が再現するのは難しいのではないか?と思う所も多かったです。現在はこちらは使用していませんが、読み物としては面白いと思います。
結果は前回と同じ4点ということで、かなり残念な思いをすることになりました(+_+)

2012年
論述対策として使用したのは以下の2冊です。
『東大のディープな日本史』(相澤理さん著 中経出版)
『東大のディープな日本史』(同上)
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(現在(2018年)まででこのシリーズは3冊出版されています。)
〇過去問

 東大の入試問題の解説ですが、大手予備校講師の方の著作だけに、
とてもわかりやすく書かれています。
 受験用というよりも読み物という感じですが、示唆に富んだ解説は大変勉強になりました。
 面白かったので検定当日までに3回読んでしまいました。
 論述用として使用したのはこの2冊と過去問だけなのですが、検定本番の得点は11点と、ようやく2ケタに乗りました。

2013年
この年も、2012年と同様に論述対策用としては
『東大のディープな日本史』(相澤理さん著 中経出版)
『東大のディープな日本史』(同上)
の2冊でしたが、この年はかなりこちらの本に助けられました。
というのは、検定本番で鎌倉時代の訴訟に関する論述問題が出題されたのですが、
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こちらは上の『ディープな日本史2』に書かれている内容だったので、
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かなり自信をもって書くことができました。
というか、この内容は私が1回目の受検をした2008年から使用している『詳説日本史研究』(山川出版社)にも記載があるのですが↓、完全に見落としていました・・・(´・ω・`)
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この年の論述問題は過去最高の13点でした。

2014
日本史1級に向けてやったことは、
新しいことは
『東大のディープな日本史』(相澤理さん著 中経出版)を読んだことです。このシリーズの1~3を3回読みました。
しかしこの年は論述問題7点と、落ち込みました。

2015年
この年から世界史1級とW受検をはじめました。
世界史の論述対策としては、
『段階式世界史論述のトレーニング』 (Z会出版編集部)
を使用しました。
世界史1級は2008~2011年まで合格率が8~13%という低さだったので、かなり警戒していました。
なので論述対策もきっちりやろうと思い、こちらの問題集を使用することにしたのです。

この年は、世界史1級の受検は2000年に続いて2回目だったのですが、
直近の問題の難易度が、2000年の頃とは比較にならないほど高まっていましたので、
勉強時間のほとんどは世界史にあてていました。
日本史に関しては、上記『東大のディープな日本史』1~3の再読をしました。
世界史は10点、日本史は14点という結果でした。

2016
世界史は前年同様(結果も出たので)
『段階式世界史論述のトレーニング』 (Z会出版編集部)
を2回繰り返し、
日本史も世界史にならって
『段階式日本史論述問題のトレーニング』(Z会出版編集部)
を使い始めました。
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しかし結果は、世界史の13点はともかく、日本史は5点と非常に残念な有様でした。
日本史の論述のうち1問は、正長の土一揆と嘉吉の徳政一揆の共通点と相違点といった出題だったのですが、
設問の要求に答えた答案ではなかったため、得点にならなかったのかな、と思います。
知っていることだけを書いてもダメ、ということだったのかもしれません。
もう一問は幕末の佐賀藩が国内で最も早く反射炉製造に成功したのはなぜか、という問題でした。
陶磁器専売の利益でお金があったことと、反射炉建設に陶磁器生産の技術が活かせたという点は書けたので、5点はこちらの問題によるものではないかと思います。

2017
世界史は
『段階式世界史論述のトレーニング』 (Z会出版編集部)
を2回、
日本史も前年同様
『段階式日本史論述問題のトレーニング』(Z会出版編集部)
を2回繰り返しました。
結果は世界史14点、日本史9点でした。世界史は順調に得点が伸びているのですが、日本史がなかなか安定しませんね・・・💦

過去に私がやってきたことのご紹介は以上です。

ちなみに、皆さんは論述問題は得意でしょうか?
いろいろな方のお話を伺っていると、論述問題対策はどちらかというと「あまりやりたくない」という方が多い気がします。
私もそちら側なのですが、その理由は
①たくさんの字数を書かなければならず、練習などに時間がかかる
ということと、
②自分の答案が何点なのかわからない
という、なかなか一人では進めにくい部分があるためです。
(それでも一人でやらざるを得ないのですが)
現時点で当ブログを読んでくださっている皆さんは、合格へ向けてかなり周到な準備をしておられると思いますし、時間も本番までは十分ありますので、今年初めて1級を受検されるという方も今からであれば、論述対策にも時間をかけられると思います。
しかしながら歴検だけではなく、大学入試も含めて歴史科の論述問題は、基本的な語句などの知識がある程度積みあがらないと書けるものではありませんし、
逆にこうした基礎となる語句がしっかりアタマに入ってくれば、それを問題の要求に応じて並べることができれば高得点が期待できます。
なので私としては、まずは基本的な知識の習得を優先させていけばよいかと思います。

参考になれば幸いです。



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コメント

ねこまるさん、こんにちは。
論述対策については、ねこまるさんのおっしゃるとおり、まず基本の習得が先決だと私も思っています。
2017年の世界史1級の論述問題に限りますと、私は14点取れていたようですので、僭越ながら私が行った論述対策を申し上げますと(もちろん、世界史1級は不合格でした(^^;))、論述問題を意識して一問一答問題集を解いていたことと、あとは過去問を解いたくらいでした。
本当は80字程度の論述問題ばかりを集めた問題集があればいいと思うのですが、なかなか見つけられていないこともありましたが。
歴史事項の習得と、出題文で求められていることの理解、そして分かっている知識をコンパクトにまとめ上げる技術が必要なのかなと思っています。
偉そうなことを書いてしまったかもしれず恐縮ですが、参考になりましたら幸いです。

1級が未受験なのでわかりませんが、結果が返ってきた時、論述で何点取れたかわかるんでしょうか?

1級の問題の難易度を見た時、論述にしては平易の部類、選択問題の方が難しい感じがしました。

しゅうしゅう様

コメントありがとうございます。
私も基本的に一問一答的な知識がしっかりしていれば歴検論述はある程度取れるかなとは思います(そんなに偉そうなことがいえる得点は取っていないのですが(^^;))
あとは他の部分に費やす勉強時間との兼ね合いと、何より試験本番での時間配分が大切かなと思っています。
後者については次回記事で書いてみようと思います!

ねこまる

HIRO様

コメントありがとうございます。
歴検の結果通知では「合計得点」はわかりますが、論述が何点だったかはわかりません。本文で「自己採点が正しいことが前提」のように書いたのはそのためです。合計得点から、自己採点した択一と短答式問題の合計得点をマイナスして「論述問題の得点」としています。
私の場合自己採点はこれまで全て、検定終了直後の解答配布時に行っています。選択問題と短答式はおおむね正確に点数が出せるものですが、論述は正しい点数は出せないので、だいたい論述16点分が0点として計算し、60点(合格点)を上回っているかでその回の合否を推定しています。
ねこまる

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プロフィール

ねこまる (tms358)

Author:ねこまる (tms358)
歴史能力検定の日本史1級に8度、世界史1級に4度合格しています(2018年1月現在)。
普段やっていることなどをつらつら書いています。
宜しければ読んでみてください(^^)

本題とは無関係ですが、ねこ、うさぎが好きです。
今はいませんが、いつか
一緒に暮らせたらいいなと思っています。

※画像のうさぎは歴検と何の関係もありません。
 以前一緒に住んでいたうさぎのイメージでございます(スミマセン)

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